スイッチング電源 WAGO Pro 2

スイッチング電源に通信機能を。

私たちが働く環境は日々進化しています。特にネットワーク化、デジタル化などのIoT対応があらゆる産業に要求されています。特に対応が進んでいるのは機械エンジニアリング分野です。

IoT、M2Mが要求される時代に、通信とデータ収集に最新の電源に求められることは何でしょうか。ここでは、革新的なWAGO Pro 2電源のコミュニケーションの可能性を紹介します。

IoTに対応するスイッチング電源

  • IoTに対応 – WAGO Pro 2 スイッチング電源および電子式サーキットプロテクタはIO-Link インターフェースによる通信が可能です。
  • コンフィグレーション – 専用ソフトウェアを使用すれば、動作モードなど自由にカスタマイズすることが可能です。
  • わかりやすい表示 - 本体前面のLEDは現在の出力電力および、過負荷や負荷状況を表示します。

デジタル化の先駆けとしての機械エンジニアリング

機械エンジニアリング関連の企業は他の分野と比較すると、すでに一歩進んでおり、その88%がデジタル化を戦略的優先課題とし、経済全体の平均(74%)を大きく上回る水準となっている。 Tata Consultancy Services (TCS)とBitkom Researchによる2017年のトレンド調査による

Bitkomデジタル協会は、2018年のハノーバーメッセ見本市の前にレポートを出しています。Bitkom社の調査によれば, ドイツの機械エンジニアリング関連企業の24 % はすでにネット接続を利用しており、その数は増加しています。連邦経済エネルギー省から委託されたデジタル経済監視レポートは、これを裏付けています。機械エンジニアリング関連企業の93%が製品とサービスのデジタル化をしています。

2022年までに、デジタル化は機械エンジニアリング関連企業の72%にとって重要な戦略的役割を果たすでしょう。調査結果は、機械工学がデジタル時代のパイオニアとしての地位を確立していることを示しています。複数の機器がIoT化されすべてが相互接続されていると考えてください。これは、データの取得と監視のプロセスに大きな影響を与えます。具体的にはどのような影響がありますか?

データの重要性

将来的には、データは金と同じくらい価値があります。ネットワーク化によるリアルタイムのデータ通信により、全体のフローが可視化され、場所に限定されず常に一貫したデータが生成されます。データ監視により稼働中のデバイスの状態が把握でき、メンテナンスが必要になる時期を予測できるため予防保全、予知保全が可能となりダウンタイムと関連コストを大幅に削減できます。

データの見える化とリアルタイム監視がまだ完全に実装されていない領域が1つ残っています。それは、制御キャビネット内の電源です。電源のIoT対応は、従来不可能であったデータを収集して利用することができ、オートメーションのデジタル化をサポートします。これにより装置の停止を回避し、障害の原因をより迅速に特定して分析できるようになります。将来的には蓄積したデータからメンテナンス時期を予測し、不具合がが発生する前に対策することもできるようになります。このようなポテンシャルを持っているということです。「コンバーターとしての機能に加えて、WAGO Pro2電源は、オプションのモジュールによるデータ通信が可能です。」 電源の予防保全、予知保全や長期的な監視を実現できます。

ネットワーク化においてすべての通信は標準化されていますか?

いいえ、デジタル化は、すべての標準化を伴うものではありません。特にオートメーションにおいてはフィールドバスが多数存在するため、異なる物理インターフェースとプロトコルも混在します。WAGO製品は各種のプロトコルに対応する通信モジュールを用意しており、電源ユニットについても設計から設置にいたる工程を省力化できます。必要に応じてフィールドバスに対応するユニットを選択、交換することで柔軟に対応でき、全体の再設計の必要はありません。そのためには各種のフィールドバスとの互換性が必要です。WAGO Pro2 スイッチング電源や電子式サーキットプロテクタは各種フィールドバスに対応するIOインターフェースを用意しており、さまざまなアプリケーションに利用できます。

“新製品のWAGO Pro 2 スイッチング電源にはオプションでIO-Link 通信モジュールが用意されています。これによりデジタル化にすぐに対応可能です。” Jürgen Pfeifer, IoT & クラウドパートナーマネージャー WAGO オートメーション技術担当者はIO-Link is は現場のIoT化で注目されているフィールドバスであると考えています。

IO-Link は相互通信ができるため、状態監視のデータ取得だけでなくデバイスの設定や制御も可能です。たとえば設定の変更などをオンラインで変更して更新することができます。優れた機能: 負荷が増大した時に出力電圧をブーストアップ。 過負荷が繰り返された場合に自動的にオフ。 遠隔操作による再始動が可能。

また、信号出力の各種設定することもできます。グループメッセージの送信、ステータス、過電流、スイッチオフ、メンテナンス情報、エラーメッセージなど、必要に応じて設定が可能で、利用価値の高い情報を提供します。

IoTに対応するスイッチング電源
スイッチング電源 WAGO Pro 2

WAGO Pro 2電源は、通信モジュールを介してPLCまたはIoTゲートウェイに接続できます。(現在対応可能なプロトコル:IO-Link 、MQTT、イーサネットIPやPROFINETなどのETHERNETベースのプロトコル) これにより、標準化されたプロトコルによる通信が可能になり、設計や実装の省力化が可能です。

WAGO Pro2スイッチング電源(PSU)からのデータを、エネルギー最適化のために利用できます。上位PLCは、電源ユニットの信号やバスコマンドにより遠隔でON OFF制御でき、スタンバイモードにすることで省エネも可能です。また電源ユニットのステータスや負荷状態、エラー信号などの情報を継続してモニタリングできます。

これは実際にはどのように見えますか?

機器のデータはms単位で読み取られます。データから電流値または電圧値がダイアグラムで評価されます。ディレーティング状況では、通信モジュールでいわゆる「警告しきい値」を利用できます。警告しきい値は、過負荷や制限値を設定できます。内蔵された電流計が指定値を超えると警告を出します。

WAGO Pro 2 スイッチング電源には、電子式サーキットプロテクタ機能もあります。デジタル方式なのでトリップ動作は正確で高速です。トリップ値は自由に設定することが可能です。トリップ時間は100msecから5msecの遅延で電源を遮断できます。電流が設定時間内に制限値を超えると出力が遮断されます。リモートで電源の復帰ができます。

IoTに対応

WAGO Pro 2 スイッチング電源はIoTに対応しデジタル化を推進します。電源をネットワークに統合することにより、装置の負荷状況をリアルタイムで監視できます。遠隔で状態監視ができるため現場での状態確認が不要となり、ネットワーク上で電源に接続されているすべての負荷の見える化が可能になります。電源の状態監視がネットワークに統合されることで、より高度なデジタル化が実現できます。「耐久性に優れ、高効率で省スペースであることは、使ってすぐに省エネと省コストに反映されます。」 WAGOインターナショナルセールスディレクター クラウス ブーマー

WAGO Pro 2 スイッチング電源のラインナップは将来的にさらに拡充する予定です。WAGOはこのインテリジェントな電源で実現可能なアプリケーションについて多くのアイデアをお客様と共有しています。そのアイディアは可能性の宝庫です。」とクラウス ブーマーは語っています。

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